| 〜 歴史写真
トリック
記念館 〜
写真技術がなかった頃は、画家が絵にして残すのが一般的でした。
初期の写真家は、大抵、画家になりそびれた人たちだったそうです。
絵と違って、「ありのまま」を写してしまう機械の“欠点”は、被写体が
写されたくないもの、ホクロやシミまで克明に写し出してしまうことでした。
しかし、元々画家志望だった彼らは、絵筆を使い、他の薬品等を用いれば、
いかに写真であっても「絵のように修正可能」なことに気付いたのです。
その技術は時代と共に情報操作の一端を担い始めることになり、
権力者の偶像を創り上げる上では不可欠な技術になっていきます。
その結果、様々な奇怪な歴史写真を現在に残しています。
Photoshop
も Illustrator もない時代なのに、よくやったなぁと
関心するものもあれば、「こんなんでダマされる人いたの?」と、
検閲者の知能を疑いたくなるような怪作もあり、創作者の技能や
性格が如実に出てしまう、たまらん“写真芸術”です。
いたずら心が一切なく、大真面目な分、ある意味、
心霊写真やUFO写真を越えた味わい深いものがあります。
けったいなモン好きな人には楽しんで頂けると思いますので、
順次UPしていきたいと思っています。
1. トロツキー消える (1920年)
2. 草むらに呑まれたゲッベルス (1937年)
3. 「堂々たるムッソリーニ」の演出 (1942年)
|